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「Androidアプリ開発74のアンチパターン」を読んだ

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最近発売された「Androidアプリ開発74のアンチパターン」がAmazonから届いたので、早速感想を書いてみます。この本、Androidに入門した後くらいに読むと勉強になる本であると感じました。KotlinやRxにも触れられていていい感じです。

Androidアプリ開発 74のアンチパターン

Androidアプリ開発 74のアンチパターン

Kotlin入門

Kotlinの基本文法が16ページにわたって解説されています。Kotlin入門するのにちょうどいいです。内容としては、変数、基本型、条件分岐、繰り返し、例外、クラス定義とプロパティ、メソッド定義、コンストラクタ、クラスの継承、インターフェース定義、Null安全といったところ。

ただ、この本の他の部分はJavaで書かれているので、この章だけ浮いている感じになっているのが少し残念であると感じました。せっかく文法を解説してくれたので、アンチパターン的な部分についてもKotlinで書いてくれると嬉しかったです。

ライブラリ

ライブラリについての章も設けられていて、GlideとOkHttpが紹介されています。Androidの入門書ではあまりライブラリに触れられているものがないので、こういう章があるのはとてもありがたいと思いました。

オープンソースのライブラリのライセンス表記についてのアンチパターンなど、誰かに言われなきゃ間違えそうなところについて解説されているのはとても良かったです。ライセンス表記はきちんと書きましょう。

個人的には、ライブラリとしてRetrofitとか入れてくれるといいかなと思います。最近はあまり使わないけどButterKnifeとかもとても好きなライブラリです。あとはDataBindingとかでしょうか。

Rx

本書の最後の最後で4ページほどRxについて触れられています。こういうものがあるんだよ、ということを知れるという意味で、とても良いですね。概念の存在を知らないと勉強したくても勉強できないですから。

Rxについての内容としては、こういう風に導入してこういう風に書くんだよ、というくらいの内容が書かれています。思い切って一章を割いて解説してくれると私としてはとても助かりましたが、それは贅沢というものですね。

アンチパターン集

ようやく本題。本書「Androidアプリ開発74のアンチパターン」は、Androidアプリ開発に関する74個のアンチパターンについての本です。アンチパターンとは、本書の言葉を借りれば「落とし穴」です。陥らない方が良いものです。

本書は、Androidアプリ開発における落とし穴に落ちてしまった人に、その対処策をしっかり教える一冊です。よくあるアンチパターンを74に厳選し、回避策やリカバリーを丁寧に解説しました。

具体的には、Android端末を用意せずに開発している、Eclipse(ADT)で開発している、といった初歩的なアンチパターン(?)から始まり、ListViewでViewHolderを使っていない、AsyncTaskでキャンセルじの処理を記述していない、など参考になるアンチパターンが解説されています。

初歩的な内容が多いのでAndroid入門したての人には自信を持ってお勧めできる本ですし、私のようにもっといい感じのAndroidエンジニアになりたいと思っている人にもお勧めです。

Androidアプリ開発 74のアンチパターン

Androidアプリ開発 74のアンチパターン